DropBox 創業者 スピーチ “ 人生の3つのコツ ”

住本 有記の website です。
「ドリュー・ヒューストンのスピーチ 要約」
⚫︎ 「大好きな仕事をしている人を見ると、
テニスボールを追いかける犬を思い出す」
大好きなことを仕事にしろってスピーチしようかと思ってたんだけど、
やっぱり本当はそうじゃないんだよね。
『自分は好きなことをやってるんだ』って自分を説得してしまうのは
すごくたやすい。だって、そう思いこまなきゃやってられないから。 
でも考えてみると、僕の知ってる成功者たちのほとんどは、
ただ単に大好きなことを仕事にしてるだけじゃないんだ。
彼らは、気になって仕方がない大切な問題を解決することに没頭しているんだ。
そんな彼らを見てると、テニスボールを追いかける犬を思い出す。
あのぎらついた眼、手綱を解かれて突っ走りだして、
行く手を阻むものを許さず猪突猛進するあの姿。
一方、僕の友達の中には、よく働いて立派な給料をもらってる奴らもいるけど、
そいつらは、デスクに縛り付けられて暮らしてるって不満たらたらなんだよね。 
ただ問題なのは、誰もがすぐに自分の『テニスボール』を
見つけられるかっていうと、そうではないってこと。
僕も自分のテニスボールを見つけるまでにはけっこうな時間がかかったよ。
⚫︎ 「君の仲間(サークル)を、いつも君を魅力的にしてくれる人間に
変え続けていくんだ。」
僕が大学を通じて学んだことの一つは、才能に恵まれていることや
勤勉なことと同じくらい重要なことがあって、
それは、自分の周りに刺激的な人間をたくさん持つってことなんだ。
もしマイケルジョーダンがNBAに行かないで、
適当なところをふらついていたとしたら、彼の栄光はきっとなかっただろう。
君の仲間(サークル)を、いつも君を魅力的にしてくれる人間に
変え続けていくんだ。
⚫︎ 「人生は30,000日しかない。
9,000日を消費したときに気付いて、焦ったよ」
ある晩、なんだか眠れなくてパソコンをいじってたら、
『人生は30000日しかない』って誰かが書いてるのをみつけて、
ふーんと思って最初は気にも留めなかったんだ。
でも、ふと思い直して電卓をたたいてみたら、
僕はそのときすでにもう9,000日を消費してたんだ。
その瞬間はさすがに焦ってこう思ったよ。
僕って今までに何かを成し遂げたっけ?ってね。
……おっと、君たちももう8,000日(22歳計算)くらいは過ぎたとこだったね。 
その晩、僕は気づいたんだ。人生にウォームアップなんてない、
練習試合なんてない。リセットボタンだってありゃしない。
僕らは毎日、人生という物語に少しずつ言葉を書き綴っていっているんだ。 
それに死ぬ時には、『ドリュー・ヒューストン。174番の成績で亡くなりました。』
なんて書かれやしない。だからその時から僕は、自分の人生を完璧主義で
生きようと思うことをやめた。そのかわりに、自分の人生を面白くすることに
決めたんだ。僕は自分の『物語』は、大冒険にしたかった。
そしてその決意が、すべての始まりだったんだ。
今日、君たちの卒業式の日に伝えたいことは、このことに尽きる。
完璧な人生なんか目指さなくていいから、大冒険の人生にしてみたらいい。
そうして、更なる高みに向かって、のぼり続けていってほしい。

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